男性のすべてが肉感的な女性を求めているわけではありません。海外では女性はとにかくバストとヒップが大きければ(太っていても)セクシーとする傾向がありますが日本の男はそうではありません。
豊かな胸をアピールするドレスをまとい、レッドカーペットを歩くハリウッド女優、姉妹というユニットを組んで読者モデルから人気ファッションアイコンになったゴージャスな女性たち。
グラビアアイドルとしてデビューするために豊胸手術を受けるタレントの卵。「やはり男性は胸が大きな女性が好きなんだわ」そう溜息をつく女性にときどき出会います。果たしてそうでしょうか?
男は胸の大きな女は求めていない
ある著名な直木賞作家と話したとき、彼はこう呟きました。
「ホルスタインのような胸の女性には心惹かれない。初めて会った瞬間に、すでに全部をさらけ出しているような感じがするから。僕が今片想いしている女性はほっそりとしていて、まるで植物のような人。
白いスミレの花のように儚げで絶対に手折ってはいけないような気がしてならないんだ。彼女を愛したい、守りたいという気持ちが心の底から湧いてくる。男には騎士や武士のようでありたいという願望があるのかもしれない」
その作家は女優やタレントから熱烈アピールを受けることもある紳士ですが、長いこと片想いをしているのです。白いスミレの花のような女性に。
胸が大きい、肌の露出が好きな男は遊び人
派手な女が好きなのはどうしようもない男だけ・・。全く気になさることはありません。貴女は貴女。貴女が一番美しいのです。
胸は無くて良い。スリムなボディを武器に
よく比較されるのがマリリン・モンローとオードリー・ヘップバーンです。
セックスシンボルとして21世紀の現在も世の男性を魅了するマリリン。オードリーはいつまでもあどけない少女のよう、男性ばかりでなく女性にも人気があります。オードリーの息子ルカ・ドッティは、こう回想しています。
「母は自分の容姿のことを欠点がうまく集まっていると考えていたようです。母は鏡を見ながら、『鼻が大きすぎるし、足が大きいし、やせすぎて胸がないのに、なぜ世間は私のことを美しいと言うのかわからないわ』と言っていました。でも私は、母はパーフェクトだと思っています」
スリムであることを武器にしましょう。
細身のパンツ、シンプルなワンピース、大胆に背中があいたカットソー。とても素敵に着こなせるはずです。ほっそりとした首元を繊細なデザインのチョーカーで飾る、ロングネックレスを背中に垂らしてみる。ワンピースは敢えてシンプルなIラインのものを。過度な演出は必要ありません。
痩せている女性は肌の露出が下品にならない
そしてスリムな人の特権は多少肌を露出しても下品にならないことです。引き締まった腹部を少しだけ見せてみるのもいいでしょう。そのためにも美肌づくりはしっかりと。
週に2度やわらかいスクラブが入ったボディクリームで全身を磨き、お風呂上りに軽く体を拭いたら美容用のオリーブオイルを少量、肌に塗ってみてください。真珠のような艶が生まれます。
ランウェイを歩くモデルのように胸を張って歩いてください。スリムな女性は男性から清楚で可憐なイメージを持たれます。ムダのないボディに憧れる女性たちは貴女に羨望の眼差しを向けるでしょう。
神秘的、妖精のような雰囲気を演出
男性は秘密めいた女性に強く惹かれるものです。外国人男性がアジアの女性を好むのは華奢で愛らしく、いつまでも若々しい。まるで妖精のように見えるからといいます。
初対面の男性と会話するときは聞き役に。自分のことを喋りすぎるのは禁物です。だからといって、あれも秘密、これも秘密では心を固く閉ざしている印象になってしまうので「貴男のことを聞かせて欲しいわ」と笑顔で返しましょう。
オープンマインドな女性が増えている現在、謎めいた貴女の存在は男性にとって希少価値。恋い焦がれる紳士がすぐそばに現れるかもしれません。たとえば数多の女性に言い寄られながらも白いスミレのような女性に片想いしている作家のような。