私ソリアが一目置く女性、それは壇蜜様。彼女は出し惜しみのプロです

「職業はエッチなお姉さん」と堂々宣言、たちまちグラビア女王の座を独占。日本中の男性はカメラの前で惜しみなくセクシャルなポーズをとる彼女に熱い視線を浴びせましたが、女性の多くは「売れたいだけの遅咲きモデル」「そこまで露骨に

セックスアピールしなくても….」と冷ややかな反応でした。

 

「出し惜しみ」の仕方を工夫してエッチなお姉さんに

私が思うに、出し惜しみはその仕方を工夫することで男を引き寄せることができます。

彼女の発言、綴る文章に漂うインテリジェンスと独特のユーモアは、ありきたりのグラビアアイドルのそれとは違っていました。そしてエロチシズムに対する、潔いまでのプロ意識。

最初は一瞥していた女性たちのなかには“気がついたらファンになっていた”という人も。官能的で神秘的、ときに菩薩に喩えられる類まれな存在、壇蜜さん。

「私の写真を見た男性たちが、これで明日からまた仕事が頑張れたらいい。グラビアという仕事に、何かしらの運命というか、天命のようなものを感じているんです。本当は見せたくないけどとか、次のステップのために仕方なく、とかそういう気持ちはまったくない。(きわどいポーズを要求されても)私でそうやって遊びたければ、どうぞという気持ちです」とほほ笑む壇蜜さんは、こうも断言しています。

「出し惜しみしても、女の価値はあがりません」

大事な部分は文字色を変えましたが、「見せたくないけど見せる」のは非常に優れた出し惜しみであり、それが殿方に伝わることで魔性の女を演出できています。

多くの男性は出し惜しみ=脱がない、とイメージするでしょうが、ここでの“出し惜しみ”は愛情や誠意、努力、物事に取り組む姿勢、など内面的なものも含まれています。

全ての行動は男の悦びになる

壇蜜様の著書『エロスのお作法』サイン本手渡し握手会での出来事です。握手会後のフォトセッションで胸元を強調したアングルのリクエストにも笑顔で応じ、

「ずっと前傾は腰が痛いんで、座ってもいいですか」と床に膝をついて女豹のポーズをしたり寝そべったり。

撮影に駆けつけたカメラマンは驚くと同時に、彼女のプロ根性に脱帽したといいます。“すべての行動は喜びにつながっている”この考え方は是非ともお手本にしたいですね。

 

面倒だと思いながらメイクをしても、鏡の中の自分は全然素敵ではない。楽しい、と感じながらメイクをすれば、鏡の中の自分はどんどん美しくなる。

こんな仕事、やりたくないと不満を抱えてばかりでは効率が上がらない。仕事は意外に楽しいもの、とポジティブに考えていたら思いがけないチャンスが訪れた!貴女も行動を喜びというエネルギーにつなげてみてください。必ず素晴らしい出来事が訪れるでしょう。

 

ほどよいスキをみせるほうが魔性の女になれる

「飾りすぎた装いは、殿方が触りにくくなるものです」『エロスのお作法』にある、壇蜜さんの恋愛指南、ともいうべき言葉です。完璧にセットされた髪、有名ブランドのワンピースにハイヒール。

確かに人目は惹きますが、飾りすぎはバリアを張っているのと同じ。心当たりがあるとすれば、貴女は玉の輿に乗るチャンスを逃したかもしれません。

幻想を抱かせ期待を抱かせる女になれ

ある直木賞作家は、こう語りました。「男たちは、和服の裾が乱れたりすると、そこから手がするすると入っていきそうな幻想を抱く。さらに帯を一本でも解くと、そのまま左右に割れて、美しい女体が表れてくるような期待を抱く。それを、いやらしいといわれたらそれまでだが、世界に数ある衣装の中で、これほど妖しく、淫らな幻想を抱かせる衣装は他にはない」

妄想を抱かせる。これだけで男性は貴女の虜になるでしょう。たまには和服で装うのもいいですね。