今回はアンジェリーナジョリーの言葉をご紹介しましょう。安いドレスに安いバッグを持ってレッドカーペットを歩く彼女はとても美しいのです。それはなぜでしょうか。

弱点は魅力、傷も魅力~自らを解放した女性はどこまでも美しい

彼女は乳がん予防で乳房を切除しています。それすらも美しく勇敢な行為として認知されています。弱点を隠しても仕方がありませんし完全に隠しきれるものではありません。であれば魅せてしまった方が良いのです

顔、体系あらゆるもの全てです。

アメリカ合衆国の女優、映画プロデューサー、ファッションモデル。『17歳のカルテ』で1999年度アカデミー助演女優賞に輝き、その後『トゥームレイダー』や『Mr.&Mrs.スミス』、『マレフィセント』などに出演、グラマラスでエレガント、

男性ばかりでなく女性にも熱狂的ファンを持つ、レッドカーペットの女王、アンジェリーナジョリー、愛称アンジー。

 

「女性は皆自分のことを嫌いな時期を経験するのではないかしら。自分が心配していることから開放するところにたどり着けるのは素晴らしいことです。弱点は魅力なのだと気がつきました。傷も魅力であるのです」

と語る彼女は10代~20代、鬱状態に悩まされたといいます。極端に痩せ、眼鏡、歯列矯正の器具などを使用していることで周囲から心無い言葉をぶつけられることも。

やがて人と心を開いてコミュニケーションすることが難しくなり、自傷行為を繰り返すようになりました。

魔性の女は自分に向き合い、正直に、全力で生きる。

そんな彼女を奮い立たせ、救ったのが女優という職業。1998年放映のテレビ映画『ジーア/悲劇のスーパーモデル』でエイズとドラッグで短い生涯を終えた実在のモデル、ジア・キャランジを演じたアンジーはこの作品で数多くの賞とノミネートを受けたのです。

自らが体験した苦悩、孤独、コンプレックスを毒ではなく糧にできた者だけが手にできる賞賛と栄光。

誰もが悩み、傷つき、挫折します。不幸のヒロインのまま嘆き続けるのも、立ち上がるのも自由。貴女はどちらを選びますか?輝き続ける女性は自らの力で立ち上がった勇気の女神。弱点や傷だって魅力にできるのです。

幸せになる方法は、たったひとつ!ということを学んだの。

それはね、毎日毎日を自分の最後の日であるかのように生きること

 

『トゥームレイダー』の撮影でカンホジアを訪れたアンジーは貧しい人々、厳しい環境の中、懸命に生きる子供達の姿に衝撃を受けました。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使に選ばれた彼女は、現代のマザー・テレサと呼ばれるほど懸命に活動を続けています。

養子であるマドックスは、このときアンジーが引き取ったカンボジア人の男の子。現在15歳になった彼は、アンジー監督の映画『First They Killed My Father(原題)』で製作総指揮を務めています。

20ドル以下の安ドレスでも妖艶で美しい

ハリウッドセレブとして輝き続けるアンジェリーナジョリー。高級ブランドや、まばゆい宝石に身を包んでいるという印象があるでしょう。しかし彼女は20ドルもしないドレスで堂々とレッドカーペットを歩き、プライベートでは著名ブランドではないカジュアルなファッションを素敵に着こなしています。

手にしているのはバーキンではなく布製のトートバッグ。

 

彼女を輝かせているのは“毎日毎日を自分の最後の日であるかのように生きる”というポジティブマインド。貴女は今日が最後の日だったら、どのように過ごすでしょうか?いつも支えてくれる家族に感謝の気持ちを伝える、自分が一番魅力的に見える服を着て出かける、一番大切な人に会って笑顔に満ちたひとときを

分かち合う…..どの瞬間の貴女も素敵に輝いていると思いませんか?

真の紳士は全力で生きる女性に敬意と愛情を感じる

心優しく誠実、素晴らしい紳士は全力で生きる女性に敬意と愛情を感じます。頼ってばかり、悲劇のヒロインで愛を乞う女性は哀れみの眼差しを向けられることはあっても、共に人生を歩みたいとプロポースされることはありません。

今日という日を全力で生きる女性は、苦労せずとも玉の輿に乗れるのです。