今回はペネロペ・クルス氏の言葉を交えて解説していきます。

貴女は完ぺきな女である必要はありません

最初に貴女様にはお伝えします。彼女のように完ぺきな女である必要はありません。私から見ても異常なほど完ぺき過ぎます。

ペネロペ・クルス(Penelope Cruz)は1974年4月28日生、スペイン出身。15歳の時に約300人の中からタレント・エージェンシーのオーディションで選ばれ、1991年にフランスのテレビシリーズに出演後、1992年にスペイン映画『ハモンハモン』で映画デビュー。

以来、2006年公開のスペイン映画『ボルベール〈帰郷〉』でカンヌ国際映画祭女優賞、ヨーロッパ映画賞最優秀女優賞などを受賞、2008年公開のウディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー助演女優賞を受賞するなど、人気ハリウッド女優として揺るぎない人気を独占しています。

スペイン語、英語の他にイタリア語、フランス語に堪能で、インドの少女たちを救うサベラ基金を支援、他のセレブリティたちとともに、カルカッタのホームレスや結核の少女たちのために学校や家、クリニックをつくる活動も。才色兼備とは、まさに彼女のためにある言葉です。

大事なのはここからです。

セクシーな女性は等身大の自分を大事にする

 40歳でアメリカの人気男性誌『Esquire(エスクワイア)』が発表する世界で最もセクシーな女性に選ばれたペネロペ・クルス。彼女はインタビューにこうコメントしています。

セクシーでいるというのは、どんなときも自分自身でいるということ

そしてこうも語っています。

「私は生まれ育った土地の文化から色々教わったけれど、エイジングに対する考え方もそのひとつなの。年をとることを怖れるなんて、絶対にイヤだわ。だって、変化するのは素敵なことですもの」

 

若さに甘えず年齢をポジティブに重ねていく

「だって彼女は美貌と抜群のプロポーションに恵まれているわ」貴女はそう思いませんでしたか?

確かにスクリーンやグラビアを飾るペネロペ・クルスはセクシーで魅力的。でも、彼女はいつのときも堂々と胸を張れる自分でいる“生き方”を実践しています。

若さに甘えることなく、年齢をポジティブに重ねていく。

貴女は変化するのが素敵だと考えられますか?『ハモンハモン』の頃のあどけなさとセクシーさで一大センセーショナルを巻き起こしたペネロペ・クルス、余命1年未満と診断された女性の生き方を描いた『あなたのママになるために』で数多くの女性に感動を与えたペルロペ・クルス。

いつのときも彼女は成長、進化しているのです。

貴女も進化し続けている

そう、貴女も進化し続けることができます。この地上を去る瞬間まで。“衰え”と考えるか“成熟”と喜ぶか。選択は自由なのです。「私は容姿に自信がないから妥協した結婚しかできないわ」「もうこんな年齢だから玉の輿なんて絶対無理」誰がそんなことを決めたのでしょう?

本物の紳士は進化し続ける女性を生涯のパートナーに、と願っています。なぜなら、お互い尊敬し合える関係を築けるから。

さて次はちょっとダイエットのお話を。

地中海式ダイエットで美しいボディラインに

ペネロペ・クルスは出産後のダイエットとして『地中海式ダイエット』を行っていました。これはフルーツ、野菜、魚、オリーブを中心にした食生活です。パスタは毎日食べてもOK、週に数回の魚、肉はもう少し少なめですが赤身なら食べても構いません。

オリーブオイルは旧約聖書の中にも登場しますが、昔から“飲む黄金”と呼ばれ、愛されてきました。

良い油は健康と美容にはもってこいです。

オリーブオイルの中に含まれるオレイン酸は中性脂肪をつきにくくするほか、鉄分やベータカロチン、ポリフェノール、カルシウム、ビタミンEなど美に必要な成分が豊富に含まれています。

ひたすら食事制限して体重を落とす、ただ痩せればいい、では不健康にやつれるばかり。美しくなるどころか魅力を失ってしまうだけです。

ペネロペ・クルスの生き方、セクシーの定義。是非参考にして貴女も本物のセクシーな女性でい続けてくださいね。