だらしなさを感じる服装、艶のないボサボサの髪、口を開けば不平不満ばかり。いわゆる「女を捨てている残念な人」。彼女たちは必ずといっていいほど、こう言い訳します。
「どうせ私は美人じゃないし」
「どうせ私はもう年だし」
「どうせ私はスタイルが悪いし」
“どうせ….”“だって….”“でも….”が口癖になっている女性は美しくありません。
美人なだけの女は性的玩具になっておしまい
容姿やスタイルにはそれぞれ個性があります。確かに人気モデルや女優で生まれながら容姿に恵まれている人もいるでしょう。しかし、彼女たちすべてが万人に好かれているかといえば、そうでもありません。
いくら外見が綺麗でも周囲の人たちに対する態度、特に裏方の人に高圧的、スタッフを奴隷のように扱うモデルやタレント、女優は軽蔑の目で見られています。人気が翳った瞬間から、年を取っていけば誰もが手の平を返すでしょう。
貴女の周囲にもいませんか?
美しい容姿にあぐらをかいている愚かな女性。ヘアスタイルやメイク、ファッションは完璧でも、魅力的な男性には媚びへつらい、そうでない男性は無視、同性に対してはマウンティングしたがる。人間の中身が視える鏡があったら、その女性はとても醜い化け物に映るでしょう。
女の美しさは30代以降が一番輝く
年齢は誰にでも平等です。「男性は若い女の子が好きなのよ」この言葉の裏には“私はもう年だから男性が振り向いてくれない”という諦めの気持ちがあります。
ストレートに言えば負け惜しみ。でも考えてみてください。生まれた次の日に中年女性になった人はいないのです。誰もが“若い女の子”の時代を過ごしてきたのです。
ティーンエイジャーや20代の頃は無邪気さ、奔放さは愛らしさに映ります。弾力のある肌、風になびくバージンヘア。太陽が眩しく照らす夏の時代ですね。歳月は過ぎて誰もが秋の時代を迎えます。若い頃には許されていた無邪気さは常識知らず、奔放さは、ただのワガママ。肌や髪の艶も少しずつ失われていきます。
女が一番魅力的になるのはむしろ30代以降です
彼を堕とす聖母になりたいなら女を捨てない
以前『過度なアンチエイジングは彼を遠ざける』で大統領より25歳年上のファーストレディのお話をしましたが、積み重ねた歳月は貴女そのもの。そこには若い頃には理解できなかった人の複雑な心情、乗り越えてきた辛い経験の数々があるはずです。
それらは貴女の武器。意中の男性との会話で、そっと相手に寄り添うように話に耳を傾け、ときに励まし、ときに母親のように抱きしめてあげる。男性は年齢に関係なく聖母のような女性を求めています。
女を捨ててしまっている人は聖母になどなれません。
男性を虜にするのは笑顔と言葉の魔術
あるレストランの女性の話です。彼女はぽっちゃり体型、成人したお子様もいらっしゃいますが、毎日のように多くの男性たちが彼女の店を訪れます。大学生の若い男性から、一線を退いたかつてのビジネス戦士まで。誰もがこぞって彼女とお喋りしたがり、花束やプレゼント持参で来店する紳士も。
彼女は決して美人と呼ばれるタイプではありませんが、笑顔がとても素敵で清潔感があります。食べ物を扱うのでネイルを飾ることは出来ませんが、爪はいつも丁寧に整えられ、ナチュラルカラーの口紅がとてもお似合い。
誰と会話するときも、ほどよく相手の目を見て話し、声をかけられたら必ず笑顔を向けています。聞こえてくるのは「貴男だから出来たことなのよ」「よく頑張ったわね。相手がどうであれ、貴男がやった努力は消えたりしないのよ」など、素晴らしい“言霊”の数々。
彼女のもとへ、なぜたくさんの男性が訪れるのか。
もうおわかりですね。飾り立てる必要はありません。笑顔、清潔感、優しい立ち居振る舞い、ポジティブエネルギーに満ちた言霊。すべては貴女の内側から生まれてくるもの。まず鏡に向かって微笑んでください。
そこには昨日より輝く貴女がいるはずです。